旅と撮影

厳寒の北海道の美を求めて

2月13〜16日に、“ジュエリー・アイス”、“アイス・バブル” 、“サンピラー” を求めて、厳寒の北海道に行ってきた。

13日夕刻、十勝地方・豊頃町の大津海岸で、打ち上げられた “ジュエリー・アイス” に夕陽があたる光景を撮影。 自分では見ることがないであろうと思っていた厳寒の地の “ジュエリー・アイス” を見ることができ、その美しさに衝撃を受けた。

14日早朝、曇りのためハルニレの木の撮影に。微かに太陽が顔を出し、幻想的な光景に。

14日午前中に、上士幌町の糠平湖まで足を延ばす。2月に入り凍結した湖面に雪が積もるとなかなか見れないと聞いていた “アイス・バブル” 。雪を腕でかき分けたところ見ることができた。感動!

雪が積もる糠平湖上を約1時間歩いて横断し、3年半ぶりにタウシュベツ川橋梁を訪れた。かなり劣化が進んできており、崩壊前に再訪できた。橋梁がつながった光景が見れるのもあとわずか。

15日早朝、車の温度計は −19℃。晴れているが気温が低く、波が高く毛嵐が発生している中での日の出。想像もしていなかった美しい景色に遭遇。“ジュエリー・アイス” に朝日があたり輝く光景は、この世のものとは思えないほど美しい。

15日十勝地域から美瑛・富良野地域に移動し、美しい雪景色を撮影して回った。左は美瑛・瑠辺蘂地区、右は上富良野・千望峠。雪の表情が美しい。

16日早朝、車の温度計は ー21℃。日の出前から千望峠で “ダイアモンド・ダスト”、“サンピラー” を狙って待ったが、残念ながら出現しなかった。今年は “サンピラー” の当たり年だそうで、ネットでも多くの投稿があったため期待をして臨んだが、自然現象なのでまた次の機会を期待したい。

谷岡 匠

谷岡 匠

大阪府箕面市在住

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