9月23〜27日、尾瀬ヶ原〜尾瀬沼のトレッキングをメインに、近辺の温泉を巡ってきた。小諸では、タイミングよくワイナリーの収穫風景を撮影させていただくことができ、とてもいい旅になった。

23日早朝に自宅を出発し、まずは9:30頃に軽井沢にある白糸の滝を訪れる。
翌日尾瀬に向かう前にゆっくりと休息するため、この日は伊香保温泉に宿泊したが、その前に少し足を伸ばして草津温泉に立ち寄った。
休日なので湯畑周辺は大変混雑していたが、湯畑下の千代の湯はせいぜい2〜3人入ればいっぱいの小さな外湯だったが、ほとんど入る人がおらず、泉温も高くなかったのでゆっくりと入浴できた。

この日、自宅から宿泊先の伊香保温泉まで、見学や休憩を除いて、約8時間運転した。6月北海道に行ったときに、6時間半近く運転するのは人生最後かもしれないと書いたが、早速記録更新。

24日の朝、戸倉駐車場に車を置いて、鳩待峠から尾瀬ヶ原に入る。まだ草紅葉が色づき始めたところだが、広々とした湿原をゆっくりトレッキングするのはとても気持ちがいい。
尾瀬の池塘の主役はヒツジグサと聞く。7月上旬〜9月上旬まで白く可憐な花を咲かせるが、秋に色づいたヒツジグサもとても美しく、思わず立ち止まって撮影してしまう。
この日は、ラッキーなことに一輪だけ花を見つけることができた。


尾瀬ヶ原の山小屋の食料などは歩荷さんが運んでいる。運んでいるのは比較的軽量で長期間保存できる乾物などの食材が多いのだろうと想像していたら、この日の宿泊した龍宮小屋の夕食はハンバーグと千切りキャベツ、そして結構な量の切り干し大根の煮物、結構な量の中華春雨サラダがお腹を満たしてくれた。
本日宿泊する龍宮小屋にチェックインしてから、近くを散策していると、待ち遠しかった秋を感じることができた。


群生するヤマドリゼンマイの紅葉も美しい。
尾瀬ヶ原の早朝に稀に白い虹を見ることができるので、翌朝の出現を期待をしていたのだが、曇りの予報で期待薄。小屋のご主人に話を聞くと、今年は猛暑が続き、例年に比べて見ることができる頻度が少ないそうだ。
25日は午後から雨が降る予報だったので、早朝に出発し尾瀬沼に向かう。尾瀬ヶ原の見晴までの湿原にもコバイケイソウなどが点在して、秋を満喫できる。


尾瀬ヶ原の見晴を過ぎると、燧ヶ岳の裾野に広がるブナやオオシラビソの森を標高差250m程度上っていく。ツキノワグマの生息地なので、出合頭の遭遇に気をつけてひたすら歩く。
途中の湿原では、草紅葉のなかに散在するアブラガヤの穂が秋を感じさせる。
予報より早く小雨が降り出したが、森を約2時間半歩くと尾瀬沼を見渡せる沼尻に辿り着く。沼に生える草の中をカルガモが悠々と泳いでいた。


この日は尾瀬沼山荘に宿泊だが、午後雨が強くなリ始めた頃に到着し、部屋でゆっくり過ごす。尾瀬沼は雨に煙り、燧ヶ岳は雲のなか。
26日は雨のなか三平峠を越え、2kmの距離を標高320mほどを一挙に下る急坂をバス停のある一ノ瀬まで歩く。下りは劣化してきた膝に堪える。
午後からは晴れる予定だったので、足を伸ばして日光東照宮に参拝。


この日のうちに大阪まで帰るには距離があるので、もう1泊、中学時代に暗唱させられた「千曲川旅情の歌」の小諸が頭に浮かび、島崎藤村ゆかりの宿「中棚荘」に泊まる。



早朝、玄関の落ち葉を丁寧に掃いている姿がとても印象的だったので、撮影させていただいた。
中棚荘のご当主が"GEOHILLS Winery"を経営されており、この日ワイナリーの従業員全員でブドウの収穫していると聞いたので、お願いして収穫しているところを撮影させていただいた。シャルドネ種の収穫だったが、お話を聞くと、今年は猛暑が続き雨が少なかったので、糖度が高く非常に出来がいいとのことであった。一粒いただくと想像以上に甘く、来年春の仕上がりがとても楽しみである。


