徳山湖の紅葉が見頃だと聞き、11月15日午前3時ごろ自宅を出たが、名神高速道路・吹田〜瀬田東間夜間通行止めだったため、近畿道〜第二京阪自動車道〜京滋バイパスと迂回し、予定より少し遅い6時ごろに目的地である徳山湖の上流地点に到着。
薄暗いなか駐車場から湖を眺めると、想像だにしていなかった湖底が見える光景だったので、既に撮影準備をされていたご夫婦に話しかけてみると、地元にお住まいの方で、長年来ているけれどこんなに水がないのは初めてだとのこと。逆に、ネットをはじめ様々な媒体で紹介されている徳山湖の枯木とはまったく違う景色が撮れるので、これはこれで貴重な光景だとおっしゃった。
なるほど…… と納得し、想定外の風景撮影に期待が高まった。
撮影ポイントは草むらを分け入っていくのだが、このあたりは熊も生息しており、クマ鈴、クマ撃退スプレー、笛を持参し、用意万端??で本来なら立ち入ることができない湖底に入っていった。


上の2枚を見るとよくわかるのだが、上の写真の枯木の下の部分は元々湖底の泥の中に埋まっていた部分で、湖面が下がるのにしたがって流れ込む川の水に削られたものと想像される。その上の白い部分は、下の写真からわかるとおり高さが一定なので、湖水に浸かっていた部分と思われる(おそらくダム管理上、通常時は貯水位を一定にするように運用されているのであろう)。そしてその上の少し色の黒い部分が湖面から出ていた部分である。


今年の紅葉は、ここ数年を見ても発色がいいということをよく聞く。トップの写真も上の2枚の写真も比較的美しい紅葉を撮影することができた。
ダム湖の紅葉の写真は、水位の低下により湖面近くの地肌が出るため今ひとつという印象を持っているが、ここまで水位が下がり、荒涼とした枯木の風景が拡がると地肌をまったく気にする必要がなく、印象に残る撮影ができた。

太陽が上がり気温が上がりだすと、湖霧が微かに立ちのぼり始め、山の間から光が差し込んで枯木を照らす光景は、この世のものと思えずとても幻想的だった。

湖底の撮影を終えて帰ろうとした時に、足元で熊の足跡を発見。
やはりここまで来てるんや。 怖〜っ!
帰り道、徳山湖にかかる橋から湖面に映る紅葉と枯木を撮影して帰路についた。
今回は、満足いく写真がいろいろ撮れたので、機会をみてギャラリーにアップしたいと思っている。乞うご期待。