5月14日(水)EXPO2025に行ってきた。この日はカメラの設定を主にモノクロにし、気に入った光景を切り取ってみた。
この日は超早割特別抽選で電力館11時当選、2ヶ月前抽選で三菱未来館13時当選、1ヶ月前抽選は落選したため、2館しか予約できていなかったのだが、前日有名な「つじさんのマップ」で日本館が9:30~10:30自由入場だということを知ったので、9:20頃に東ゲートから入場しその足で日本館に向かった。幸い行列が短く、10分程度並んで入場することができた。



日本館は木の板を円を描くように並べ、その隙間からは内部を垣間見ることができる建築物で、日本館のテーマにもある「あいだ」を意識できるような構造となっている。この木の板は、EXPOが終わると日本各地で建物としてリユースされることを前提に、解体や転用がしやすいよう工夫されているそうである。

ファクトリーエリアでは、日本文化に息づく、ものを長く大切に使う思想とそれを叶える手法が、持続可能な社会へ向かうヒントであると伝えようとしている。

釘や接着剤を使わず組み立てた特別なサッカーボール。日本の伝統的な「桶」と「竹かご」からヒントを得て作ったもの。壊れたらその一部分だけを取り替えて、修理できるように作ることこそ、昔から日本人が持っていた美意識であり、ものを長持ちさせるための秘訣だということを伝えている。

2000年日本の南極観測隊が発見した現存する世界最大級の火星からの隕石。解析の結果、水がなければ生成されない鉱物の存在が確認され、水の存在が明らかになったとのこと。その後のアメリカの研究で、火星の地下深くに大量の水が液体として存在していることが発表されている。
この隕石を見ようとすると、池のある円形の中庭で長蛇の列に並ばないといけない。この日の最高気温は27℃。結構つらい。

ファームエリアには、チューブの中で光エネルギーを効率的に吸収しながら、少量の水で藻類を育てる「フォトバイオリアクター」と呼ばれる装置が稼働している。張り巡らされたチューブのシルエットが面白い。

後の電力館の予約入場があるため、日本館を比較的駆け足で回ったが、見学に約1時間を要した。暑い日なので、出口近くのミストの存在はありがたい。

電力館のコンセプトは「可能性のタマゴ」。
建築物は、60種・352枚のボロノイ構造のシルバーの膜で未来に向けた可能性を表現するとともに、様々な角度から光を取り込み、天候や時間帯によって多様に見え方が変化するように作られているという。

電力館のタマゴ型デバイス。これを首からぶら下げて体験していく。

空間いっぱいの光と音が可能性のタマゴと連動し、いのちの輝きを体感するメインのショー。様々な光が交錯するが、モノクロなのでシンプルで美しい瞬間を切り取った。

ポルトガル館のパビリオンは、吊り下げられたロープやリサイクルされた網を使用した「脱構築」によって表現されているそうだ。太陽や風といった自然にさらされることで、いろいろな表情を見せてくれるのだろうと想像できる。

当初盛り上がりに欠けるというイメージであったが、来てみるととにかく人・人・人。大屋根リングの上はもちろん、日陰になる大屋根リングの下はもっと人だらけ。アメリカ館やフランス館など人気パビリオンも延々並ぶ人だらけ。
東ゲートすぐ横の三菱未来館を見終わると既に1万歩越え。猛暑のなかわざわざ他のパビリオンまで戻って並ぶ元気もなく、土産を買ってそのまま帰途につく。
今回、日本館、電力館、三菱未来館の比較的人気のある3館をあまり行列することもなく入場できたのは予約ができたからで、これからますます暑くなるなか予約がなければ高齢者には厳しい万博だということも体感できた。